薔薇
古代から人々に愛されてきた花
現代でも品種改良により様々な薔薇が誕生しています。
しかし、あまりの魅惑的な美しさから【人を惑わす悪花】と表され栽培を禁じられた時期があったそうです。
禁じられた中でも美しさ故に人の心を捕らえ、名画「ヴィーナスの誕生」によって再び薔薇の最盛期が訪れた・・という話もあるそうですよ!
そして現代も「花の女王」として君臨
薔薇と天使のお話
ギリシャ神話で、恋の女神<ヴィーナス>を表す花が薔薇。
ヴィーナスの子供が、愛の神<キューピッド>
同じ容姿で表される『天使』は宗教的に、神の使いとして表されています。
ちなみに「天使」は頭上に輪があり、「キューピッド」には輪がありません!
天使の名前は国により名前も様々に変わります。
ギリシャ名=エロス(Eros)
ローマ名=クピド(Cupido)・アモル(Amor)
英語名=キューピッド(Cupid)
キューピッドのお話 ~キューピッドの恋人~
キューピッドには「プシュケ」という恋人がいます。
古代ギリシャでは、「プシュケ」には「魂」という意味を持ち『魂が人の体に移る時に蝶の姿を借りる』と信じられているそうです。
プシュケは人間でしたが、後にキューピッドの愛によって『魂の女神』に転生します。
ここからプシュケ=蝶と言う事で、絵画などでキューピッドと一緒に描かれるプシュケには蝶や蝶の羽がついています。
天使の絵 ~イメージ作り~
薔薇と天使のアレンジには、1つとして同じ作品が無い事を主としている良の作品。
そのイメージ作りの手助けとなる「絵」があります。
特に好きな画家「ウィリアム・ブグロー」
正統派のアカデミック派で、神話画・宗教画で有名な画家。
ブグローの天使の絵は有名で・・
画家の名前は知らなくても絵を見れば「あ~」とわかるほど有名!
神話などストーリーを基に判り易く絵で表現し、登場人物を魅力的に描かれているブグロー作品は何度見ても見惚れてしまいます